2018/12/23
「皆様と一緒に。便利に賢くお得にリユース・リサイクル!」
いつも宮仙の不要品回収をご利用頂きありがとうございます。
表題の通り、トイレの下水配管詰まりでの交換作業のお手伝いを
してまいりました。
今回の作業は、ご覧になっている方々、
皆様のお宅でも十分にあり得るお話しです。
【ここ重要。】今もすでに、同じ様な状態にお宅のトイレ配管が、
何らかの症状で、不具合を起こしているかも知れませんよ~?
さて。今回。この様な作業になったのは、
震災後に地震に強いガス配管に交換してから数年後に
「一階トイレから水を流すと、逆流して来る」と言う
不具合に見舞われたとの事でした。
宮城環境設備の千葉さんが、年に何回かと、
流れが悪くなった時にトイレ配管側の詰まりを
高圧洗浄で、取っていたとの事でしたが、
「あまりにも詰まり過ぎる」「おかしい?」との事で。
今回掘って見てみようと言う事になったそうです。
画像を上から順番に見て行くと解ると思います。
1枚目が、掘り返す前の画像。奥から一階トイレのマスが有り、
手前側に汚水が配管内を流れて行きます。
2枚目は手前から、画像上側に流れて行く形です。
3枚目の画像、説明入りの写真でお解りの通り、
赤丸の辺りで毎回詰まりが酷いとの事です。
丸いマスの蓋を開けると、汚物が乾燥して詰まっていました。
それでは掘って、配管を確認してみましょう。
結構複雑な配管です。4~8枚目の画像です。
丸いマスの下に、黄色いガスの配管が見えます。
今回の不具合。見解はこうです。
「施工前は、丸い大きいマスの辺りに一階トイレ横のマスの様に、
四角いマスが奥から真っ直ぐのラインで設置されていた。
ガス配管の埋設の為にモルタルのマスを外し、そっくり埋設
し直した様だ。」
「当時、施工会社のてんてこ舞いだったろうからなあ・・。
ガス配管を、もう少し深く埋設してればこうはならな
かったかもね。」
との事でした。
交換されていたマスと配管も手で外れる状態でしたし・・。
お客様への説明も終え、次は配管自体の傾斜を見てみます。
9・10枚目です。
本来の配管と同じ位置に真っ直ぐになる様に配管し直せば、
ほぼ、傾斜も保てるとの事で、千葉さんは部材の買い出しに。
そして私は、詰まった汚物を流し出します。
詰まったままだと、配管交換が出来ませんので・・・。^^;
全部流れるまで結構時間が掛かりました・・。
20分?位は水を流してたと思います。
流し終わって、最後の確認をしていると、お客様が現れました。
???
「今、電話で当時の施工会社に文句言ってやったよ(笑)」
「9年位前の工事だからと言われて終わったけどね(笑)」
「すっきりした!(笑)」
お客様の評価は怖いですね・・・・。
そりゃ無理もないです。結構お金かかってますもの・・・。
さて。
11枚目の画像から。部材も揃いました。
ここからは、配管交換の為に切った貼ったの作業です。
全部流せたと思っていた汚物がまだ残っていた様でした!!
汚物までカットしちゃいました・・・。(汗)
(一応、写真には汚物が写らない様にしてましたが・・・。写ってました(笑 ) )
まだ、残っている可能性もある為、仮付けした状態で水を流し、
流れ切ったのを確認の上、再度傾斜の確認。
ばっちり傾斜も取れてます。
用意した、マスと配管をボンドで固定しながら取り付けて行きます。
13~16枚目の画像です。
全てを繋ぎ、1階と2階からペーパーと一緒に水を流して貰い、
スムーズに流れるか確認です。
最終マスまで綺麗に流れたのを確認。
最後は元に埋め直し、撒き石で足りなかった土の
分を暈増しして終了です。お疲れ様でした!!